原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)で使い終わった燃料(ねんりょう)から出るいらなくなったもの=廃棄物(はいきぶつ)は、建物の中で長い時間おいておくより、地下の深いところにうめる方法「地層処分(ちそうしょぶん)」がよいと世界でもいわれているんだ。
火山は、マグマの活動や地下の温度の上昇(じょうしょう)、地下水の水質(すいしつ)の変化などを引き起こして、地層処分(ちそうしょぶん)に影響(えいきょう)をあたえる場合があるんだ。そのため、地層処分(ちそうしょぶん)をする場所を決めるときは、火山活動の影響(えいきょう)を調べるんだ。火山のある場所は数百万年くらい変わっていなくて、数万年以上の将来(しょうらい)も同じ火山活動を行うと考えられるから、その影響(えいきょう)をさけることができるんだ。