原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)で使い終わった燃料(ねんりょう)から出るいらなくなったもの=廃棄物(はいきぶつ)は、建物の中に長い時間おいておくより、地下の深いところにうめる方法「地層処分」(ちそうしょぶん)がよいと世界でもいわれているんだ。
どこでも安全というわけではないから、日本で安全にうめることができる場所をさがすときには、地層の昔の歴史(れきし)を調べることも役に立つんだ。たとえば、火山が噴火(ふんか)した場所は、数百万年間もほとんど変わってなくて、ずっと同じ場所だということも、地層の積み重なったようすを調べるとわかるんだ。