• 日本における高レベル放射性廃棄物の最終処分の方法については、原子力委員会において1962年に処分方針の検討が開始される等、原子力発電が始まる前から取り組んでおり、現在の処分概念である地層処分については、1976年に原子力委員会が示した方針に従って研究開発が進められてきました。
    1999年に核燃料サイクル開発機構(現在の日本原子力研究開発機構)から、報告書「わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性-地層処分 研究開発第2次取りまとめ-」が公表されました。この報告書は国の原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会によってその内容が検討され、日本においても地層処分を事業化の段階に進めるための信頼性ある技術基盤が整備されていると評価されました。
    その翌年の2000年に「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」が国会で成立し、高レベル放射性廃棄物の最終処分は地層処分することが法律で定められました。

     

    取り組みの歴史

     

    <関連リンク>

    原子力発電に伴って生じる「放射性廃棄物」とは何ですか?

    なぜ地層処分なのですか?

    海外で処分してもらえないのですか?