入構1年目の様子
入構1年目の様子
2023年度入構 技術部の佐々木です。
大学で学んだ地球科学の分野を活かせる職業に就くこと、そして日本においてNUMOでしか携わることのできない地層処分というスケールの大きい事業に関わる一員になりたいと思いNUMOを志望しました。
現在、地下の様子を把握するため技術の整備に取り組む「調査技術グループ」に所属しています。地層処分を実現するにあたり地下の何を把握しなければならないのか、どのように把握するのか、調査で取得したデータをどのように使うのか、ということを理解しなければなりません。その一環として、現在、地層処分を実施する場所を選定するための最初のステップとして進めている文献調査に関する業務に取り組んでいます。具体的には、文献調査報告書における図面や文章などの品証チェックの実施、それに加え、定例のグループミーティングの準備などを担当しつつ、業務を進めるうえで必要な手続きの方法などを学んでいます。技術部での業務は、私が学んだ地球科学以外にも工学系など多岐にわたる分野を扱うため、幅広い分野に触れて吸収したい人には適している職場だと思います。
NUMOでは新入職員1人に対し、1年間指導員が1人付きます(指導員制度)。入構当時、右も左もわからない状態の中、頼ることのできる先輩がいてとても心強いです。入構して約1か月は、ほとんど毎日のように指導員に質問をしていましたが、どんな時でも優しく答えてくれました。業務のこと以外でも気軽に相談しています!
指導員として
佐々木さんの指導員を務めている髙畑です。
“指導員”というと偉そうですが、新入職員が社会人として自立できるようにサポートすることがわたしのミッションだと考えています。あくまでサポートですので、仕事の進め方などは基本的に自分で考えてもらうように心がけています。もちろん、仕事の目的や完成イメージなどは共有しますが、そこまでの道のりは敢えて細かく指定しません。本人なりの考え方や、やり方を見つけることに大きな価値があると考えています。
後輩をサポートする機会はこれまで幾度かありましたが、このような経験を通じて少しずつ、自分の視座が変わってきたように感じています。はじめは自分の役割を全うするだけで精一杯でしたが、後輩が頑張って仕事を仕上げてくれる姿を見ること、協力して一つの仕事を成し遂げることに大きな喜びを感じられるようになりました。佐々木さんは入構して間もないですが、文献調査のメンバーとして活躍中です!(※2023年10月現在)NUMOの使命を共に成し遂げてくれる仲間を大募集しています。