今年6月、長崎県対馬市において文献調査受け入れ等に関する請願が市議会に出されました。
6月から8月にかけて特別委員会の中で熱心にご議論いただき、8月2日の特別委員会ではNUMO専務理事の田川も参考人として、地層処分事業について説明いたしました。また、対馬市長からいただいた8項目の質問状にも丁寧にお答えしてまいりました。
9月12日の第3回対馬市議会定例会本会議で正式に調査受け入れの促進を求める請願が採択されましたが、市議会最終日の27日に、対馬市長から市民の合意形成が不十分であること等を含む、計5つの理由から文献調査を受け入れない考えが示されました。
これまで、対馬市の皆さまには、地層処分事業に関心を持っていただくとともに、対馬市議会におかれましては、慎重にご審議の上、関連の請願を採択いただき、さらに対馬市長におかれましても検討を重ねていただいたことに深く感謝を申し上げます。
私どもといたしましては、これからも国や各地域の電力会社と協働して全国各地で必要な情報提供を行うとともに、丁寧な対話活動に取り組み、文献調査の実施地域の拡大を目指し、誠心誠意努力してまいります。
地層処分事業について説明する
NUMO専務理事 田川(中央)
(提供:対馬市)