NUMOは、カナダの地層処分実施主体であるNWMO(核燃料廃棄物管理機関)と技術協力協定を結び、共同研究や情報交換を行っています。
昨年秋、NWMOの人工バリア科学マネージャ―を務めるピーター・キーチ氏が来日。NUMO技術部職員とともに「腐食防食学会 第70回材料と環境討論会」で共同研究について講演しました。また、NUMOが大阪大学・秋田大学との共同研究の中で実施しているオーバーパックの接合試験を見学いただきました。
技術部主任の小川は「国内で進めているオーバーパックの接合試験の状況を紹介し、フィードバックを得ることができた。今後もお互いに情報交換し、協力して技術開発を進めていきたい」と今回の成果を話しています。
NWMOキーチ氏(左から4人目)と大阪大学藤井教授(左から3人目)ら大阪大-秋田大-NUMO研究メンバー
大阪大学の接合試験機の前で秋田大学宮野准教授(左から3人目)やNUMO技術部小川(左から2人目)から説明を受けるキーチ氏