全国の皆さま一人ひとりとの対話を大切に高レベル放射性廃棄物の
最終処分に関する対話型全国説明会
NUMOでは、高レベル放射性廃棄物の最終処分について全国の皆さまに理解を深めていただくため、2017年から資源エネルギー庁との共催で説明会を開催しています。私は説明会の運営や当日のファシリテーターを担当し、この2年間で約30カ所にお伺いしました。
説明会では、地層処分の概要をご説明した後、少人数のグループごとにNUMOと資源エネルギー庁の職員が参加者と対話をしながら質問にお答えします。少人数形式にすることで、参加者一人ひとりの声に寄り添いながら、一つひとつの疑問に丁寧にお答えしています。「高レベル放射性廃棄物って何?」という参加者も多いので、まずは知っていただき理解を深めていただくことが重要だと考えています。参加者から「聞きたいことに答えてもらえて勉強になった」という声をいただくこともあり、やりがいを感じています。
説明会で参加者からの質問に答えている様子
一方、説明会の中では「なぜここで開催するのか」「もっと大勢の参加者が集まる都市で開催すべきでは」などのご意見をいただくこともあります。説明会の目的は“全国の皆さまにより深く知っていただくこと”なので、都市の大きさに関わらずこれまで延べ190カ所以上で開催し、延べ4,800名以上の方にご参加いただいています。
今後も、「参加して良かった」と思っていただける説明会となるように取り組んでまいります。