受賞式で謝辞を述べる理事 梅木
3月10日~14日、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスで開催された放射性廃棄物管理国際会議(Waste Management 2024)において、理事の梅木が、ウェンデル D. ウェアート生涯功労賞(Wendell D. Weart Lifetime Achievement Award)を受賞しました。これは、高レベル放射性廃棄物の最終処分の研究開発や事業の推進に長年携わり、国際的に多大な貢献を行ったことが評価されたものです。
同賞はWaste Management Symposia(WMS)※とその支援団体が設立した賞の一つで、2001年からこれまでに計23名が受賞していますが、日本人としての受賞は今回が初めてとなります。
※Waste Management Symposia(WMS)世界の放射性廃棄物管理に関する教育と情報交換の場を提供することを目的とする非営利団体
NUMO理事
梅木 博之
この度は、長年携わってきた放射性廃棄物処分分野での貢献が認められ、日本人として初めて、「Wendell D. Weart Lifetime Achievement Award」を受賞できたことを大変光栄に思います。地層処分は学際的な技術であり、この受賞は、国内外の多くの先達、共に取り組んでいただいた方々のご指導・ご鞭撻のたまものです。この機会に改めてお礼を申し上げるとともに、今後もこれまでの経験を生かし、微力ながら地層処分技術の信頼性向上、次世代への技術継承に努めていきたいと考えています。