Vol.9 2024.9

現場最前線 FRONTLINE 地域交流部の職員が
取り組みを紹介

愛智 滉大

地域交流部
寿都交流センター

愛智 滉大

「自分がやる」という使命感“知りたい”熱が最も高い現場で
“伝える・伝わる”仕事を

私は、大学で材料工学を専攻しました。当時から、技術的な考え方やイメージを伝えるには、専門用語ではなく柔らかくかみ砕いて説明することが重要だと考えていました。
その想いを持ち、2018年に入構。5年以上にわたり、全国各地でのイベント対応やホームページ運用、広告出稿など、広報部で様々な“伝える”仕事に携わりました。目の前の相手の反応を見ながらお話しする場合と、不特定多数の幅広い方々を対象に知りたい情報を届ける場合、本質は変わりませんがその方法はまったく違います。それぞれの場所で「事実がしっかり伝わる」ことを常に追求してきました。
そして昨年7月、寿都交流センターに異動しました。私自身がこれまで取り組んできたことが生かせる“知りたい”という熱が最も高い場所の一つです。
着任後、交流センターの2階を古巣の広報部と協働で、町民の皆さまに利用していただける交流室として整備しました。その中には、模型やジオラマ、実験キット、パンフレットなどを設置し、訪れた方が地層処分に興味を持っていただけるスペースも用意しました。興味を持っていただくには、実際に自分の目で見て体験することが一番だと考えています。この交流室が地域の皆さまの「見たい、体験したい」という行動の入り口になればと思っています。
着任して1年が過ぎたばかりですが、祭りの手伝いや清掃活動など地域の様々な活動への参加を通して、地域の皆さまと交流させていただいています。
皆さまに温かく迎えていただいた恩を返すためにも、調査やNUMOの取り組みなどをしっかり“伝える”とともに“伝わる”ことを目指して、業務に取り組み続けたいと思っています。

町民の皆さまに気軽に立ち寄っていただけるよう整備した交流室で

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