2017年11月27日~29日に大阪市内で開催された国際会議「EAFORM 2017」にNUMOの職員が参加しました。
EAFORM(East Asia Forum on Radwaste Management)は、日本、韓国、中国および台湾の東アジア地域の研究機関が中心となり相互協力の促進のため設立された組織で、放射性廃棄物管理や処分に関する研究開発成果を発表する国際会議を定期的に開催しています。今回は、日本がホスト国として、日本原子力学会バックエンド部会EAFORM小委員会が中心となり企画・開催し、約130名の参加がありました。
NUMOからは、日本の高レベル放射性廃棄物処分に係る最新の動向や現在作成を進めている包括的技術報告書(NUMOセーフティケース)の紹介、地層処分に係る広報・広聴活動の取り組みなどの発表を行いました。いずれの発表に対しても、各国の専門家から多くのご質問や貴重なご意見をいただき、日本の地層処分事業の進捗や広報活動全般に対する関心の高さがうかがえました。また、各国の発表を聴講するとともに、多くの研究者などと意見交換を行うことで、東アジア地域における放射性廃棄物管理等の最新の技術動向を把握することができました。
次回は、2019年に韓国での開催が予定されています。