技術アドバイザリー委員会の開催について
2023年9月26日
9月12日~15日、国内外の委員17名(オンライン参加を含む)に出席いただき、8回目の技術アドバイザリー委員会を開催しました。
当機構から寿都町と神恵内村における文献調査の概要などを報告するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進め方、セーフティケースに関するコミュニケーションなどについて議論しました。
委員からは、
・文献調査の結果を評価する過程は透明性を確保するために非常によく構成されている。
・デジタル化は各国とも重要な課題。文献調査や現地調査に向け、得られる膨大なデータを統合して地質環境を描くことに焦点を当てるなど、少人数で進められるように業務を効率化することが重要。
・NUMOの対話活動はよく工夫されている。国際的なレベルに相当。
・安全性については、頭括型の説明として鍵となる概念を端的に説明し、専門分野間でも認識にギャップがある用語の使用にあたっては注意が必要。
など多数の助言をいただきました(議事概要は後日ホームページに掲載予定)。
当機構は、いただいた助言を踏まえ、安全な地層処分の実現に向けて、その基盤となる技術力をさらに磨いてまいります。
技術アドバイザリー委員会の概要や過去の開催実績については、こちらをご覧ください。