EDRAM会合2024を開催しました
2024年6月14日
2024年5月22日から24日の3日間、放射性物質環境安全処分国際協会 (International Association for Environmentally Safe Disposal of Radioactive Materials、以下「EDRAM」)※ 会合2024を日本で開催しました。日本での開催は約10年ぶりとなります。
EDRAM会議には、11ヵ国の放射性廃棄物最終処分の実施主体の最高責任者が対面で参加し、当機構はホスト機関として会議施設の手配、海外からの訪問者の宿泊施設の手配、テクニカルツアーの手配等を行いました。
会合では、EDRAMの運営に関する議論に加え、各国における地層処分事業の最新情報の共有などが行われ、理事長の近藤からは日本の地層処分事業の現状を報告しました。また、最終日の24日には福島第一原子力発電所の構内視察も行い、海外でも話題になることが多い福島の現状を視察できたことについて、参加者からは大変貴重な経験ができたなどの感謝の言葉をいただきました。
3日間のEDRAM会議を通して、放射性廃棄物管理・処分に関する国際的な連携・協力に尽力していく必要があることを改めて認識いたしました。当機構は今後とも地層処分の実現に向けて国際社会と連携・協力しながら取り組んでまいります。
※ EDRAMは、11ヵ国の放射性廃棄物最終処分の実施主体で構成される非営利組織で、最終処分に関わる各国の知識や経験などの情報交換を国際的に促進することを目的に年1~2回各実施団体の最高責任者による対面での会合を実施している。