教育ワークショップ「VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性」を東京都で開催しました
2024年9月20日
2024年8月23日、教育ワークショップ「VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性」を東京都千代田区で開催し、小学校から大学に所属する10名の教育関係者の皆さまにご参加いただきました。
当日は、VR映像の作成・活用に関する実践的なノウハウについてご説明し、大阪教育大学教育学部にて特任教授のご経験のある田中龍三氏より、VRの教育利用についてのご講演をいただきました。参加者の皆さまには地層処分に関するVR映像をメタバース空間で体験いただいたのち、NUMOが作成した授業で活用いただける教材等についてご紹介しました。
本ワークショップを通じて、参加者の皆さまにはNUMOが製作した360度VR映像「地下350mの世界を体験!幌延深地層研究センターVRツアー」を活用したメタバースを体験いただきました。メタバース体験では、参加者や説明者のアバターを映像内に投影し、自身の動きが映像内のアバターに反映されることで、実際に地下空間にいるかのような没入感を得ることができます。また、映像を見るだけではなく、関連した3Dモデル(ガラス固化体、オーバーパック、緩衝材)にアバターを介して触れることで、イメージが広がり、参加者の理解促進・満足度の向上につながるような体験となりました。
参加者の方からは、「VRの教育的な活用方法についていろいろあることが分かった」、「(生徒に配布している端末等で)360度を見渡せるだけで臨場感が得られ、十分に主体的な学びを行うことができるので挑戦してみたい」などのお声をいただきました。
教育ワークショップは今年度全3回の開催を計画しており、第2回は大阪府大阪市にて11月頃開催予定です。詳細については、改めてNUMOホームページにてお知らせいたします。
教育関係者の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。