2025年2月26日

　

当機構では、高レベル放射性廃棄物の地層処分を学ぶ全国の団体へ学習支援を行っています。その取組みのひとつとして、2月8日に学習活動に参加いただいた団体の皆さまを対象とした「全国交流会」を開催し、全国から46団体82名の方にご参加いただきました。

※学習支援について詳細はこちら

　

第一部では冒頭、北海道寿都町と神恵内村の文献調査の状況について、概要調査候補地を示したマップを用いながら参加者へご説明しました。

　

続いて、学習支援団体に所属し地層処分について学習してきた高校生や大学生と、山口理事長によるトークセッションを行いました。世代による考え方の違いや対話の定義といった地層処分に限らないテーマでの意見交換や、地層処分を知るきっかけづくりや認知拡大に向けた具体的な機構の取組みを質問するなど、理事長と学生たちとの間で活発な意見交換が行われました。

　

第二部では、参加者が複数のテーブルに分かれてグループディスカッションを実施。一般の人の興味を惹くためのアプローチ方法や、効果的な情報発信についてディスカッションしていただきました。活動を次世代に繋いでいく方法や教育現場で継続的に学習してもらう方法など、世代や地域を超えてそれぞれの経験や疑問を共有したことにより、多くの学びが生まれました。

　

会場内には、各団体の活動による制作物や当機構の広報ツールなどを紹介する展示ブースを設置し、今後の活動の参考を得ながら交流する場にしていただきました。

　

当機構では引き続き、全国の皆さまに地層処分について関心を持っていただけるよう、取り組んでまいります。

　

当日のプログラム（PDF:104KB）