2025年3月25日

　

当機構では、高レベル放射性廃棄物の地層処分事業について学校教育の中で取り扱っていただけるよう、全国の教育関係者へ授業研究の支援を行っています。

　

3月2日（日）、授業実践の事例や成果を共有し、先生同士の交流を深める場として「全国研修会」を開催し、全国の小・中・高等学校・高等専門学校・大学の先生など約170名にご参加いただきました。

　

本年度は先生方の研究の成果発表・交流の場として支援先ほぼすべての団体に「ポスターセッション」を行っていただきました。先生方はポスターや動画、制作物を展示し、エネルギー問題や地層処分に関する課題を扱った授業実例や開発した教材を紹介。各団体の取り組みを説明しながら先生同士が熱心に意見を交わす様子が見られ、お互いに交流を深める場となりました。

　

また、新たな取り組みとして、先生たちが抱える悩みや課題を共有できるよう4つのテーマを設定し「テーマ別ディスカッション」を行いました。参加された先生方はそれぞれのテーマに分かれて、コーディネーターの進行により、パネリストはもちろん、会場にいる先生方や当機構職員を交えた会場全体で考えるディスカッションが展開されました。

　

高レベル放射性廃棄物の地層処分は長期にわたる事業です。当機構では引き続き、先生方のご協力をいただきながら、社会課題のテーマの一つとして本事業を教育現場で取り扱っていただけるよう、授業研究支援等に取り組んでまいります。

　

当日のプログラム・配付資料・動画などは、後日掲載予定です。