• 日本における古い地層(岩盤)は数億年前にできたものですが、ヨーロッパなどの大陸には20億年近く前にできた古い地層(岩盤)も存在しています。

     

    しかし、処分場を建設する岩盤としての適性を判断する場合、それが古いか新しいかということは、直接関係はありません。
    処分場を建設する岩盤に必要な条件としては、今後数万年以上にわたって、火山活動や活断層などによる処分場への著しい影響がないことや、地下水の流れがゆるやかであること、酸素がほとんどないこと、地温が高過ぎないこと、建設時にトンネルなどを掘削できる強度をもっていることなどがあります。
    そのような特性をもった地下深部の岩盤は日本にも広く存在していると考えられることが、長年の研究成果によって科学的に示されています。

     

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