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日本では頻度に多少の差があるものの、地震の揺れから逃れられる地域はありません。そのため、処分地選定調査において、個別地点ごとに地震による影響を詳しく調査・評価し、見込まれる地震の揺れに十分に耐えられるように処分場を設計します。なお、地震時の地下深部の揺れは、地表に比べて小さく(1/3~1/5の揺れ)なります。
また、廃棄体の埋設後は、オーバーパックと岩盤の隙間に緩衝材がしっかり充填されており、地震時には廃棄体は周囲の岩盤と一体となって揺れるため、地震の揺れによって埋設した廃棄体が破壊される可能性も極めて小さいと考えられます。
これらのことから、地震が多い日本でも安全な地層処分が可能だと考えています。<関連リンク>