ポスター発表を通して、日本の地層処分事業について
世界に共有
日本のサイト選定プロセスや対話活動について紹介し、
各国と経験を共有
5月27日~31日に、国際地層処分会議(ICGR※)が韓国の釜山で開催され、NUMOから技術系の若手職員を含む8名が参加しました。本会議は4年に一度開催されており、第7回目となる今回は、世界25か国以上の地層処分事業の実施主体や政府関係者など350人以上が参加。「地層処分場の開発を力強く進めるために」をテーマに、ブース展示やポスター発表、パネルディスカッションなどが行われました。
また、世界各国の若手技術者同士による意見交換会では、技術部6年目職員の高林らが参加。「地層処分の科学的安全性を、若年層に理解してもらうにはどうしたらよいか」などのテーマについて、活発に意見交換を行いました。
高林は「事業の進展具合や文化等の差があるものの、各国とも若年層の地層処分への関与を重要視していることを感じた。今回の議論で得た知見を日本で適用するためにはどうすればよいかを考えながら、今後の業務に取り組んでいきたい」と今回の成果を語りました。
※International Conference on Geological RepositoriesOECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)が主催する地層処分事業に関わる組織が参加する会議