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地層と石の種類
~石の特徴(とくちょう)を調べてみよう~

チカちゃん
博士!海でいろいろな石を拾ってきたわ。すき通ったきれいな石は宝石かしら?
博士
宝石かどうか調べられるといいね!それぞれの石にはどんな特徴(とくちょう)があるかな。どこでどのようにしてできた石なのかわかると、さらに面白くなるよ。
チカちゃん
以前、博士から、泥と砂と礫(れき)のちがいは、つぶの大きさのちがいだと教わったわ。これらが堆積(たいせき)すると、しま模様の地層になるのよ。つまり石は泥や砂や礫(れき)が堆積(たいせき)して固まってできたものじゃないかしら。
博士
堆積岩(たいせきがん)以外にも、マグマや火山灰からできた石もあるよ。今回はいろいろな石の特徴(とくちょう)を調べてみよう。

NUMO博士の一言

チカちゃんの言うように、堆積岩(たいせきがん)には、泥岩(でいがん)、砂岩、礫岩(れきがん)もあるし、他にも海の深いところで放散虫(ほうさんちゅう)などの死がいが堆積(たいせき)してできたチャートという、とてもかたい、堆積岩(たいせきがん)もあるんだ。このほかには、地下のマグマがゆっくり冷えてできる深成岩(しんせいがん)やマグマが噴火(ふんか)してできる火山岩(かざんがん)があり、総称して火成岩(かせいがん)と呼ばれているよ。他には、地下深くで圧力や温度が高くなることで元の岩石の性質が変化した変成岩(へんせいがん)などがあるよ。

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