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隆起・沈降は、地盤の高度が広い範囲にわたって上昇する、あるいは低下する現象です。侵食は、風化や崩壊、流水などにより山地や丘陵地が削りとられ地形が変化する現象です。日本では、10万年あたり100メートル程度を超える大きな隆起速度を示す地域は限られており、その傾向は、将来10万年程度については変わらないと考えられています。また、侵食の速度も将来10万年程度については隆起速度と同程度で隆起した分を侵食するくらいか、それより小さいことが分かっています。このため、それらの地域を避けて処分場をつくることができると考えています。
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