教育ワークショップ「VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性」第3回を仙台市で開催しました
2025年2月7日
2025年1月25日、教育ワークショップ「VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性」第3回を宮城県仙台市で開催し、7名の教育関係者の皆さまにご参加いただきました。
当日は、VR映像の作成・活用に関する実践的なノウハウについてご説明し、大阪教育大学教育学部にて特任教授のご経験のある田中龍三氏より、VRの教育利用についてのご講演をいただきました。参加者の皆さまには地層処分に関するVR映像をメタバース空間で体験いただいたのち、当機構が作成した授業で活用いただける教材等についてご紹介しました。
本ワークショップを通じて、参加者の皆さまにはNUMOが製作した360度VR映像「地下350mの世界を体験!幌延深地層研究センターVRツアー」を活用したメタバースを体験いただきました。メタバース体験では、参加者や説明者のアバターを映像内に投影し、自身の動きが映像内のアバターに反映されることで、実際に地下空間にいるかのような没入感を得ることができます。また、映像を見るだけではなく、関連した3Dモデル(ガラス固化体、オーバーパック、緩衝材)にアバターを介して触れることで、イメージが広がり、参加者の理解促進・満足度の向上につながるような体験となりました。
参加者の方からは、「VRの特性を生かした授業活用でねらいを達成させることが大事であると思う」、「地層処分に関する授業は、教科を横断して取り組む必要があるように感じた」などのお声をいただきました。
今回の開催で、本年度の教育ワークショップは終了しました。次年度も引き続き教育関係者を対象とした活動を実施予定です。多くの教育関係者の皆さまのご参加をお待ちしています。
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