教育関係者向けワークショップのご案内
「高レベル放射性廃棄物の最終処分」は、SDGsをテーマとした探求的な学習や教科を横断した学習の題材として、学習指導要領で謳われている「主体的・対話的で深い学び」の視点から授業に取り入れていただく学校が増えています。
NUMOでは、授業で「高レベル放射性廃棄物の最終処分」を扱っていただくことを目的に、教育関係者に向けたワークショップを行っています。
教職員研修や教育関係者の勉強会などに講師を派遣し、地層処分が科学的な知識だけでなく、子どもたちが持続可能な未来に向けて主体的に行動できるよう環境への責任感や社会的な影響についても考えられる内容になっていること等をご紹介します。
ワークショップの内容
2024年度は、「VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性」と題し、外部講師によるご講演とNUMOからの情報提供を行いました。
また、NUMOが製作した360度VR映像「地下350mの世界を体験!幌延深地層研究センターVRツアー」を活用したメタバース体験を行いました。
■テーマ: VR映像を活用したエネルギー環境教育の可能性
■プログラム:
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講演(講演者:元大阪教育大学特任教授 他)
「VRの教育利用」 -
情報提供(講師:原子力発電環境整備機構[NUMO])
「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」
「NUMOの教育支援に関する取組み」
■参加者からの声
- VRの教育利用について、益々可能性を感じた。NUMOの取組みも知らなかったが、教育に活かせるコンテンツになると思った
- 地層処分に関する授業は、教科を横断して取り組む必要があるように感じた
- 360度見渡せるだけで主体的な学びにつながると思うのでいつか挑戦したい
- 原子力発電についての学びを考える中で、廃棄物の話は切ってもきれない大切な話だが、なかなか調べても発電自体のリスクとリスクの回避が多いので、とても面白かった 等
過去の実績はこちら
メタバース体験のイメージ図
(画像提供:株式会社日経BP、株式会社アルファコード)
お申し込み方法
教育関係者向け研修会・講師派遣のお申し込みフォームに必要事項をご入力の上、お申し込みください。
お問い合わせ
原子力発電環境整備機構(NUMO) 広報部
TEL:03-6371-4003(平日10:00~17:00)