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青森県六ケ所村にある日本原燃株式会社の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターにおいて冷却・貯蔵されているものと、茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の東海研究開発センターにおいて貯蔵管理されているものがあり、その合計は2,530本です。(2024年3月末時点)
日本原燃では貯蔵ピット(竪穴)ごとに9体の高レベル放射性廃棄物を縦積みに収納しています。ここでは、空気の対流を利用した冷却方法により、最終処分に適した発熱量に低下するまでの30~50年の間、一時貯蔵されます。
なお、このガラス固化体を冷却する空気は、収納管の外側を通っているため、ガラス固化体に直接触れることはありません。
また、厚さ約2mのコンクリートで放射線を遮蔽することで、作業時に人間が立ち入る区間の放射線レベルは十分に低くなっています。<関連リンク>